弘前市内から国道7号線を北上し、国道339号線バイパスの道の駅つるたへ。
今回はここがスタート地点です。お買い物を済ませたら、そのまま北上していきます。
五所川原市に入って、立佞武多の館を目指します。
ここでは立ちねぷたの展示のほか、金魚ねぷたや団扇などの民芸品の製作体験ができます。
聞けば立ちねぷたは明治から大正の初めごろにかけて巨大化したものの、その後は電線を避けるために小さくなり、戦後には大火事などで運行されなくなってしまったのだそうです。
それを復活させるには並大抵の苦労ではなかったのだろうな……と、立ちねぷたを見上げて思うのであります。
立佞武多の館から国道101号線を西に向かい、JR木造駅に行ってみます。
木造駅の駅舎正面にドーンといるのが、巨大な遮光器土偶。近くの亀ヶ岡遺跡から昭和55年に発掘され、東京上野の国立博物館に入ることとなりました。
その後昭和63年の青函博ではイメージキャラクターとなり、しゃこちゃんという名前もつけられたのです。
亀ヶ岡遺跡からはしゃこちゃんの他にも様々な土器や石器が出土しています。そこで、近くにあるつがる市縄文住居展示資料館へ向かいます。
青森県で縄文時代の遺跡と言うと三内丸山遺跡が有名ですが、ここもかなりの資料が展示されているのですよ。
ひとしきり見学が終わったら、国道101号線から339号線に戻って北上。30分ほどで斜陽館に到着します。
小説家太宰治の生家として知られる斜陽館ですが、戦後の昭和25年に人手に渡り、旅館斜陽館として使われてきました。
その後平成8年に旧金木町が買い取って太宰治記念館として運営されるようになりました。
館内には太宰治の書簡や直筆原稿などがありますが、建物自体が明治時代の大豪邸。当時のセレブの暮らしを想像しながら見て回るのもよろしいかと。
翌日は国道339号線を北上し、竜飛岬を目指します。途中通るのが竜泊ライン。
国道339号線は昭和51年に国道に制定されたのですが、この区間は未開通のままでした。
一部区間を陸上自衛隊が工事を行い、昭和57年に全線開通しました。そこから一般車の通行が出来るようになったのがさらに2年後のこと。
一本の道路を通すにもこんな苦労があったのですね。
思う存分楽しんだところで今回の旅は終了です。帰りは国道280号線に出て、青森市からは東北道を使って3時間半ほどで弘前に到着。お疲れさまでした。